スズメバチの女王蜂は、スズメバチの中で唯一越冬します。

そこで、スズメバチの女王蜂がどのくらい餌なしで生きられるのか、また寿命はどのくらいなのかについて調べてみました。

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スズメバチの寿命

スズメバチは女王蜂のみが越冬し、翌年の春には新しく巣を作ります。

こう聞くと女王蜂がすごく長生きのように聞こえますが、女王蜂の寿命は約1年です。

秋ごろ生まれた新女王蜂は、翌年春から秋にかけて卵を産み次世代の女王蜂が生まれ巣立つと、その後冬には息絶えてしまいます。

そのほか、働き蜂は生まれた時期により異なりますが、1週間くらいから長くて4週間オス蜂は2~3週間くらいの寿命です。

新女王蜂の誕生から越冬、餌なしでいる期間

スズメバチの新女王蜂は9月~10月にかけて羽化し、成熟するまでの7~15日間でしっかり栄養をたくわえた後、晴天の日の午前中を選んで巣を離れて飛び立ちます。

そしてオス蜂と交わりを終えた後、速やかに越冬場所に移動し越冬生活に入ります。

そして翌年4月~5月、越冬から目覚めて巣作りを始めるまでの約半年間、体内にため込んだ脂肪などを栄養にして、全くエサをとらず生活します。

女王蜂の越冬場所は種類によって違いはありますが、倒木や朽ち木内、切り株、土の中などで越冬しています。

昼間もあまり日光が当たらず、温度変化の少ない場所を好むようです。

ただ、越冬中に白いカビが生えてしまったり、他の昆虫などに捕食されたりする個体も10%ほどいて、女王蜂にとって越冬は命を落としてしまう可能性のある期間のようです。

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スズメバチはエサ不足になるとどうするの?

新女王蜂が誕生するころになると、働き蜂は生まれなくなります。

そうすると、エサの量が不足してきます。

また悪天候が続き、外役活動が出来ない時期にもエサ不足に陥ってしまいます。

そうなると、働き蜂は育房から幼虫を引き抜いて肉団子にして、他の幼虫にエサとして与えます

スズメバチのように集団生活をする狩り蜂の巣では、幼虫がエサ不足など非常時の貯蔵食の役割も果たしています。

このようにして、スズメバチは餓えないようになっています。

まとめ

スズメバチの生態は1年で次世代へと、世代交代していくので越冬する女王蜂の寿命はスズメバチのなかでも最長で1年です。

働き蜂は次の世代の女王蜂を育てるため、またオス蜂は子孫を残すために生まれてくるので、長くても4週間ほどしか生きられません。

越冬する女王蜂は冬眠期間は全くエサを食べずに過ごすので、エサなしで生きられる期間は冬眠の間の半年間が一番長いようでした。

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