スズメバチというと肉食のイメージが強いですが、実際は何を餌としていているのでしょうか。

また女王蜂の持つ毒針はどのような特徴があるのかなど、スズメバチの生態を調べてみようと思います。

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スズメバチの生態

スズメバチは1匹の女王蜂を中心とした、大きな社会を形成しています。

その社会には女王蜂のほかに働き蜂とオス蜂がいます。

それぞれに役割があり、女王蜂は4月~6月にかけて、1匹で巣作りをし、その後巣が大きくなると卵を産むことに専念していきます。

働き蜂は巣作り、幼虫の世話、外敵からの防御、狩りなど様々な仕事をこなします。

そして、秋にオス蜂と新女王蜂が生まれ、巣から飛び立ち交配をして新女王蜂は越冬のため冬眠します。

スズメバチの餌

スズメバチは幼虫の頃と成虫になってからでは、食性がかわります。

スズメバチの幼虫は肉食なので昆虫などを食べます。

そのため成虫のスズメバチが持つ強力な大アゴは、幼虫の餌となる昆虫を狩るための武器となります。

捕らえた獲物を強力な大アゴでかみ砕き、肉団子にして巣まで持ち帰り幼虫に与えます。

スズメバチの成虫は胸と腹の間の腰にあたる部分がくびれており、固形物は通らないので幼虫に餌を与えたとき幼虫が分泌する唾液をかわりに餌としてもらう栄養交換によって食事をしています。

この幼虫が分泌する液体は糖やタンパク質を含んでいてとても栄養価が高いです。

スズメバチの成虫は狩り以外にも、密や樹液の採取をしますが、採取後巣に持ち帰ると幼虫や成虫の餌としてすぐに消化されるので、ミツバチのようにためることは出来ません。

働き蜂と新女王蜂はどのようにして決まるのかというと、ミツバチのように特別な餌を与えて女王蜂を育てるのではなく、卵を産んだ育房の大きさによって決まっています。

大きな育房で育ったメス蜂が新女王蜂となるのです。

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女王蜂の毒針の特徴

スズメバチは女王蜂だけでなく、働き蜂にも毒針はあります。

これは毒針が、産卵管が変形発達したものなのでメスの蜂はすべて持っているもので、オス蜂にはありません。

女王蜂はこの毒針を産卵のためにつかいます

卵を産むとき有精卵だとメス蜂である働き蜂が生まれ、無精卵だとオス蜂が生まれます。

こうやって女王蜂はメス蜂とオス蜂を産み分けているのです。

もし、何らかの理由によって女王蜂が不在になると働き蜂が卵を産みますが、働き蜂は交配をしていないので、無精卵ばかりになりオス蜂ばかりが生まれてしまいます。

まとめ

スズメバチは女王蜂を中心とした社会を形成して生活しており、それぞれに役割があります。

また、肉食だと思われがちなスズメバチですが、肉食なのはスズメバチの幼虫で成虫は幼虫の出す分泌液や密しか食べません。

スズメバチの持つ毒針も産卵のための器官が変化したものです。

こうやってスズメバチの生態について調べてみると、スズメバチは子孫を残すために生きているのだということがよくわかりました。

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