スズメバチといえば強力な針を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、スズメバチが針を使う機会は限られており、大抵はほかの武器で獲物や敵を攻撃します。

今回はこのスズメバチの攻撃について調べてみました。

スズメバチ 女王蜂 攻撃

狩りと子育てをこなす女王蜂

スズメバチの集団で狩りや子育てをするのはメスだけです。

スズメバチは雌雄の生み分けをすることができるため、メスばかりを産んで働き蜂にしたり、オスばかりを産んで繁殖に役立てたりしています。

卵を産んで孵るまでのあいだ、女王蜂はひとりで狩りをし、卵を守り、幼虫の世話をします。

まれに、ほかの女王蜂と協力体勢をとることもあります。

スズメバチの武器

大まかに4つ挙げられます。

1つ目が高い視力です。

視野が広く、動体視力も良いため、相手との距離を正確に測ることができます。

2つ目が力強い大あごです。

捕獲した相手をやすやすと噛み砕くことができます。

3つ目が鋭いかぎづめです。

このつめで相手をとらえて巣に運びます。

最後に、ほかの昆虫に比べて羽が丈夫であり、飛ぶスピードも優れています

スズメバチはまず獲物をとらえると、胸以外の部分を切り落とし、中の肉だけを集めて団子状にし、巣に持ち帰ります。

自分より大きな昆虫もつかまえることができます。

毒針を使うときは?

毒針は狩りのためではなく、巣を守るときに使います。

よって、人がスズメバチに刺される事故は、その人が知らずに巣に近づいていたり巣のそばを通りがかったりした場合に起こることが多いです。

スズメバチは直ちに攻撃に移るわけではなく、段階を踏んで攻撃に至ります。

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攻撃までの3ステップ

まず、自分たちとは異なるにおいと振動を察知し、警戒します。

そうすると、パトロール隊が出動し、巣の外に出て様子をうかがいます。

次に、威嚇をします。

大あごを鳴らして、毒のあるフェロモンをまき散らし、仲間に知らせて応援を集めます。

ここまできて、なお相手が去らないとわかると、攻撃を仕掛けてきます。

攻撃されないためには

うっかり巣に近づいてしまったときは、慌てずにそっと立ち去りましょう。

警戒・威嚇の段階ではハチもまだ刺してはきません。

スズメバチの目は下のほうが見えにくくなっているので、体勢を低くするとよいでしょう。

手で振り払うとかえって刺激してしまうので、極力体は動かさず、静かに立ち去りましょう。

まとめ

針以外にもいろいろな武器をもっているスズメバチ。

その裏には、メスだけで狩りと子育てをこなす厳しい背景があるようです。

巣を見つけたら、なるべくそっと見守ってあげるのがよいのかもしれません。

万が一刺されてしまった時には、水で患部をよくすすぎ、速やかに医者にかかりましょう。

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