スズメバチといえば鋭い針ですね。

毒があり、人によっては強いアレルギー反応を引き起こす恐ろしい武器です。

この針について詳しく調べてみました。

スズメバチ 針 カブトムシ

どんな針?

もともと産卵管だったもので、おしりの中に隠されています

狩りをするうちに、攻撃に使う毒針へと進化してきました。

長さは4~7mmです。

外側に黒くみえているものは鞘の役目をしており、針はこの中に収められています。

針を使うときはこの鞘が開きます。

刺すときに力をかけやすく、なおかつ折れにくいようにするため、針は少し内側にまがった形をしています。

実は、針で襲う蜂はわずかしかいない

日本には4,200種類以上の蜂がいます。

スズメバチのようにこちらが攻撃していないのに刺す蜂は、このうち100分の1ほどしかいません。

ほとんどの蜂は露骨な攻撃をしない限り、刺すことはありません

針は哺乳類対策用

針で刺すのは、スズメバチやミツバチのような社会性のある蜂だけです。

社会性があるというのは、集団をつくって巣を形成・維持し幼虫を育てているという意味です。

大きいものになると1000匹単位の幼虫やサナギが入った蜂の巣になり、ほかの生き物にとってありがたいたんぱく源となりえます。

クマなどは蜂の幼虫が好物ですし、人間も珍味と謳ってスズメバチを食べる地方があり、幼虫も「はちのこ」として商品化されています。

こういった哺乳類の敵から自分たちを守るために毒針を用います

スポンサードリンク

カブトムシも追い払う

針は哺乳類対策用のため、昆虫類に使うことはないようですが、針以外にもいろいろな武器をもっています。

よく見える目(複眼と単眼があります)、じょうぶな大あご、鋭いかぎづめ、強くスピードを出せる羽などを駆使して昆虫を捕食します。

食べるものはバッタ、イモムシ、アブ、クモ、セミ、トンボなどさまざまで、自分より大きなものも捕まえることができます。

キイロスズメバチなどはカエル、ヘビ、カラスの亡骸などを食べることもあります。

ほかの蜂を捕食することもあり、たとえばオオスズメバチはキイロスズメバチの天敵です。

オオスズメバチは世界で最も大きく強い種の蜂で、樹液を吸いにきたカブトムシをはじめほかの昆虫を追い払ってしまうほどの威圧感があります。

まとめ

スズメバチは刺す前に大あごをカチカチ鳴らして警告します。

この合図を認めたら、刺激しないようになるべく最小限におさえた動作でそっと立ち去りましょう。

刺されるリスクが格段に減少します。

手で振り払ったりすると逆効果ですので、お気をつけください。

スポンサードリンク