スズメバチの巣には、働き蜂がいて警戒行動を常にとっているのですが、何となく女王蜂に仕えているという先入観からオスが行っていると思ってしまいがちですよね。

しかし、全て女王蜂と同じメス蜂です。

スズメバチの生育のメカニズムを知れば、生命を残して行くための目的がどのようにして行われているのかが理解しやすくなるでしょう。

スズメバチ 働き蜂 性別 寿命

働き蜂は、全て女王蜂と同じメス蜂

意外にも、働き蜂はすべてメス蜂です。

そもそも、女王蜂というのは前年の秋に羽化して新たな女王蜂となり春を迎えます。

そして1匹で巣作りを始めていくのです。

この、女王蜂は、有精卵だけを生むので、それによって有精卵からすべてメス蜂が誕生していくことになります。

誕生してから女王蜂は巣作りと子育てはすべて働き蜂に任せることになり、自分の産卵にいそしむようになるわけです。

これこそ女王蜂が、女王蜂と呼ばれる所以ですね。

そうすることによって、メス蜂がさらに、巣を巨大化させていきます。

しかし、ある程度の大きさになると晩夏から秋にかけて女王蜂は無精卵を生み始めるように変わってきます。

これらがオス蜂になるわけです。

この頃に有精卵から羽化した幼虫にせっせと栄養価の高いえさを与えていきます。

これは特別なえさなのでそれを与えられた蜂が、来年の新しい女王蜂になります。

しかし、スズメバチは女王蜂がこの時期に働きバチを連れて別の場所に巣を作るという行動をしない性質を持っているので、新しい女王蜂とオス蜂の交配後、現実的に巣の持つ意味がなくなり、亡くなって行きます。

その繰り返しで、スズメバチは命を継承して行っているのです。

結果的に、女王蜂の寿命は約1年でそれに比べると働き蜂は、約2ヶ月程度の寿命で一生を終えてしまいます。

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まとめ

スズメバチは、このように命の営みをつなぐために欠かせない存在の女王蜂が注目されがちなのですが、縁の下の力持ちとして働き蜂の一生も短いながらも精一杯その仕事を全うしているのが分かりますね。

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