スズメバチの巣は、たった1匹の女王蜂が越冬してからまず巣作りを行ってそれから産卵をすることで幼虫に孵るのを待ちます。

女王蜂がどのようにして産卵をして働き蜂が成長させるための営みを続けているのでしょうか?

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女王蜂の越冬から働き蜂の繁殖のピークまでの流れ

スズメバチで越冬をして生き残るのは女王蜂だけです。

働き蜂はすべて秋までに亡くなってしまいます。

そのため、越冬して4月になってから目覚めたスズメバチの女王蜂は、巣作りを開始していきます。

しかし、生き残ったとは言っても、女王蜂は体力も落ちており、弱っているのでこの時期に攻撃をして刺すということはほとんどありません。

スズメバチといえば、凶暴で攻撃性が強いという印象が先行してしまうものですが、このような状態ももちろんあるわけです。

それから、働き蜂が生まれるようになり、スズメバチの巣の大きさが拡大して行くのですが、それに伴って女王蜂は外に出ることをしなくなります。

同時に働き蜂の攻撃性も高まって行くのがこの時期です。

具体的には、スズメバチが興奮しやすく凶暴化していくのは繁殖のピークとなる8月から10月に当たります。

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スズメバチの産卵とは?

スズメバチの女王蜂が、育房にそれぞれ1個の卵を産み付けます。

そして、その卵からかえった幼虫は、働き蜂が運んでくれるえさを食べて成長しますが、この時に途中、脱皮をして幼虫になります。

その頃からえさを食べるのをやめて口から糸を出して育房に蓋をするような行為をしてから、さなぎになります。

このような段階を経て成虫になるので、キイロスズメバチなら約4週間、オオスズメバチでは約5週間かかります。

意外にも長い期間がかかるものですよね。

成虫が孵って空になった育房には、再び新しい卵が産まれて育っていくのを待ちます。

まとめ

スズメバチは、凶暴で攻撃性の強い蜂ですが、このように巣作りをして繁殖させるには女王蜂と働き蜂のそれぞれの役割分担が欠かせないものです。

女王蜂は育房を作り、働き蜂は餌を運んで来たり、周辺の威嚇をしたりそれぞれの役割をこなしてこそ、スズメバチの命の営みが続いているというのは驚くほど神秘的ですね。

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